8月4日「ていねいに暮らそう」ご報告(2)

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8月4日「ていねいに暮らそう」ご報告(2)

優さんが、蔵見学の参加者のお1人がおっしゃったことをシェアしてくださいました。おばあちゃんとお父さんを同じ頃に亡くした人焼いた骨の話し。おばあちゃんのは太くて、お父さんのはグズグズだったそうなんです。お父さんは、ジャンクフードが好きで、おばあちゃんは昔からの粗食の人。やはり食べ物が違いを生むんだなあと、、、。

この話しを聞いて、私も大学時代に下宿していたイタリア人のおばさんのことを思い出した。そのおばさんは当時67才。そのおばさんのお母さんは93才。67才のおばさんは、いつも目の下にクマで顔色が悪かった。かなり肥満でお腹がやたら出ていて、毎日薬を服用していた。でも考えたら今の私の母の年齢と一緒だったんだなあ。おのおばさんの近所の仲間達もなんだか顔色が悪かった。おばさんの娘さんも顔色が悪く、いつも頭が痛いだのなんだのしんどそう。私はイタリア人の女性はみな顔色が悪く見えるのかなと思っていたけれど、93才のおばあちゃんだけ、ぴんぴんですごい元気。もちろん薬も飲んでいないし、私の手を握る時はいつも痛いくらい強く握ってきて、すごく力もち。

その後、イタリア人のマクロビオティック料理家が開催している教室に通ったことがあるのだが、そのとき先生が、「今のイタリアンレストランの食事は、オーセンティックといっても、戦前の時の食事とはずいぶん変わって来ていて、実はオーセンティックなイタリア料理ではない」ということを話してくれた。

以前のイタリア人は、肉は一部の人たちの贅沢品で、一般庶民はとても手が出ず、年に数回食べたらいい方。乳製品や白砂糖をたっぷり使ったティラミスを始め様々なドルチェは、実は一部の人たちのもの。野菜、豆、穀物ばかり食べていて、甘味も、貧しかったから果物や保存食ばかり。だから、一昔前の人たちは粗食でとっても丈夫だったけれど、今のイタリア人は病気ばかりして肥大していると。日本と一緒の状況だったんだと思った。。。
私と一緒に住んでいたおばさんとおばあちゃんの状態にすごく納得(先生は梅干しをしょっちゅう叩いて色々な料理に活用し、「チャイナ・スタディ−」をテキストにしていた面白い方でした)。

今思えば、おばさんはしかも大喰らいで、とにかく食べ過ぎ。私にも強要した。「もう結構です」と言っていても、食べ物を口に押し付けてくることもあったなあ(^ ^:) 心配してくれるのは分かるけれど、あの下宿期間、私は生まれて初めて体重が5キロくらい増え、顔も明らかに丸くなった。写真で見ると、肌がオイリー。ちなみに下宿を去ったあとはまた元の体型にもどりました。

一方、93才のおばあちゃんが進めてくれたものは、「そんなにやせて、、、。これを食べなさい。」と、オリーブの実くらいだった。つづく

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